天候も良く10時過ぎには多数のハッチもあり期待がつのる。
瀬のベストポイントにフライを流すが反応するのはチビヤマメが多く悩ませられる……。
今年は、6月に入ってから殆ど雨もなく渓は渇水気味。良型は既に夏のポイントに入っていると思い、巻き返しや岩陰等に身を潜めているに違いないと確信し次々にフライを投じていく。
するとチビヤマメ君からイワナに代わりサイズもUPして来た。
どうやらピーカンと渇水のせいか、皆 日陰に避難している様だ。同行の仲間も次々とロッドが絞り込まれている。
釣り上って行くと15m位の日陰のトロ瀬の瀬尻でライズを発見。慎重にナチュラルドリフトに気を配りキャストすると、肝心な所でドラックがかかり一投目は少し反応したが、わき見しただけ……。
人気河川なので、フライの流し方で出も鈍る様で、再度 キャスト。
今度は上手くレーンに乗り、フライがフッと消える。次の瞬間、元気でトルクのある引きがロッドに伝わり、ラインが出て行く。GRASEのラチェット音が心地よく響きファイト中もスリリング感を味わえた。
それからもイブニングタイムまで夏イワナを楽しんだ。
もう、夏だ!
(レポート:佐藤氏)
2008年6月21日(土)
天候:晴れ 気温:27度