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2008年 6月1日(日)

釣行場所:レイク嵐山
天候  :晴れ 
使用タックル 
  ロッド Scott A2 905
  リール FALXT 左巻き
  ライン DT−5F
  リーダー・ティペット カメレオン4X9f+フロロ5X2m

レイクで「フライ道」


 毎年恒例、管釣りシーズン終了前のフローターフィッシングに行ってきました。
 場所はおなじみ「レイク嵐山」。
 午前7時に事務所で受付、レンタルのフローター用具一式を借り受け、レイクに移動。
 駐車場で準備をしていると、昨日も来場されたというルアー方が登場。
 昨日の状況を聞くと、「曇天だったので、20本以上掛かりましたわぁ〜」との話。
 期待が膨らむ一方、すでにレイクに陽射しが照り付けているのが気になるところ、
 内心「プライムタイムは夜明けやろ〜」と思いつつ湖面に進水。
 時折ライズ・モジリ等は見られるものの、フライへの反応は皆無……。
 湖面に漕ぎ出し、一時間を過ぎた頃には陽射しで汗ばむほどになってきました。
 「こりゃトラウトシーズンは終了やな……」とあきらめモードになりつつも、
 どこかにマスの群れがいるはずと、ティペットをさらに長くして深場にフライを送り
 込むも……無反応。

 浮き始めて2時間以上経過、一度だけ「カツン! 」とアタリがあったのみ。
 フェンス際に移動、アタリがないのはサカナの食い気が低い為と判断し、
 COCOMマーカーを取り付けルースニングで挑戦することに。
 マーカー下2mとティペットを長めにとり、フライは「パートリッジ&マラブー タ
 ン」 。
フェンス際へキャスト後、フライをじっくり沈めマーカーを眺めます……。
 「反応なしか……」と思っていると、スポッとマーカーが沈没!
 一匹目は、なんと20cmそこそこのブラックバスでした。
 その後読みが当たりフェンス際でレインボーが5連続ヒット!
 フェンスにフライを取られつつも、最後の一匹はレイクらしい50cmを超える大物を
 ゲットできました。

 「活性が低いときは、フライがステイするルースニングが最強! 」と改めて認識、
 食いの渋いこの状況下での方程式に、解を見出せた充足感が広がります。
 サカナとのファイト、やり取りもフィッシングの醍醐味ですが、
 難しい状況下で「水中のお魚の状態」を脳内でイメージングしつつ、あれこれ試行錯誤
 する。

 その結果として、「爆釣はまりパーターン」を発見したときの悦び……。
 これがあるから、やめられないんですわ! (笑)
 脳内イメージの具現化として釣果があり、その感激の中にこそ人生を発見する、
 これすなわち「フライ道」なり!
 午前10時を過ぎレイクの営業時間が終了、フローターを返却し桟橋へ移動しました。
 レイクと違い、毎週のように放流される桟橋エリアには、
 この時期相当数のトラウトがストックされています。
 水温が上がり食い気がないとは言うものの、タナさえ合えば毎回反応があり……
 2時間少しで50cmオーバーを含むトラウト30本以上がヒット、
 引きも弱くなった感じは否めませんが、もう充分です。(笑)
 システムはリーダー先端にマットマーカー(M)を取り付け、
 その先にティペット5Xを2m、フライは「パートリッジ&マラブー オリーブ」。
 このシステムではリーダーティペットの全長が20フィート近くになり、
 非常にキャストしづらいです。(リーダーの先にマーカーもありますし……)
 ただ、マーカーを取れば即ドライフライの釣りも出来るという利点はありますね。
 (今回はリーダーをカットする手間を惜しんだだけですが……汗)
 釣果優先、ルースニングを主体とされるなら、リーダーは取り去り、
 フローティングタイプのモノフィラライン(チヌのフカセ釣りに使われるもの)の
 5〜6号を80cmほどフライラインに直結、
 ここにマーカーを取り付け、あとはティペット4X〜6Xを2m前後をお好みで……。
 いわゆる「加賀釣り」スタイルですが、これが止水でのルースニングには最適のスタイル
 だと思います。

 まだ、状況に合わせてマーカーの工夫やフライの選定、ラインの結束など、
 いろいろ語り足りませんが、そこは各自が釣行毎に経験で積み上げていくべきことでしょ
 う。

 さて、次の管釣りシーズンまで4ヶ月、新たな爆釣システムの模索に出発です。
 キーワー ドは「管釣りでライトスペイ」。
 全長12〜13フィートで、ティップは繊細な4番、バットはしっかりした6番、
 自重は8ozまで……こんなロッドがあれば最高なんですが。(笑)