北東北も今年の冬は瞬間的に平年並みに雪が積もったものの、温暖化の影響か３月から気温が高い日が続き、雪解けが急速に進み、５月の連休に楽しめる筈の弘前城の桜も早まり、連休に観光で訪れた方の中には無念に帰られた人も多かった事でしょう。ゴールデンウィークが終わり数日経った事もあり、そろそろプレッシャーが抜けた頃と見計らい、いつもの渓に下見がてら出かけてみました。
　朝晩はまだ肌寒い日もある位で、９時頃から入渓流する。川はすっかり雪代が治まり、今でもドライに飛び出しそうな感じ……！　しかし釣り人の足跡がいっぱい？？？　虫のハッチもまだ見られず、とりあえず＃３ロッドに半沈み系のパラシュートを結びポイントを探っていくと、魚影が……。昨日の土曜に虐められたか、少々ヒビリ気味の感じがした。ここは、逃げられ難い＃１ロッドとAUBE（オーブ）に切り替えてみました。開きの瀬尻に小型のイワナが出ており優しくキャスト！
魚が見えている事もありつい力が入ってしまいミスキャストに……。ティペットが水面を強く叩きそうでしたが、ふわり。＃１ラインが功を奏し魚からは気づかれず、フィーディングレーンをフライが通過すると疑いもなくピシャッ！　手首で軽く合せをくれてやると、まだ幼げなかわいいイワナ君がヒット。ライトタックルの為、このサイズでも心地よい引き応えを十分楽しめます。　
　その後、徐々にハッチがあり、一気に活性が高まり次々とサイズもＵＰして楽しませてくれる。まだ、少し痩せてはいるもののあと２週間もすれば、グットコンディションになるでしょう。
北東北も待ちに待ったシーズン到来です。
徐々に賢くなっていく渓魚にもAUBE（オーブ）でのライトラインはかなり効きます！！！
（レポート：佐藤氏）