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200777日。73つ続くフィーバーの日。
前日の天気予報も気にせずに釣行に向かう。かなりの期間が空いたため、我慢できなくなっての釣行が本当のところ。
前日まで強い雨が続いたことで、増水への期待と濁りへの不安を持ちながら車を走らせる。

今回のタックルは、丸竹のバンブーロッドにAUBE ライトチタンカラーに#1をセット。リーダーはバリバス オールパーパス9FT5Xにアクロンのティペット6X~7Xをメインに使用した。フライは、テレストリアルをメインに用意。

現場に着くと、少し濁りがあるもののドライで出ない事のない程度。逆にレーンだけちゃんと通せば出てもらえる感じ。渓相はかなり変わっていて、攻めるポイントも変わって新たな河川に来た感じで楽しめそう。最初は小さい支流にて始める。
濁りが少ないのと水量が多いため、魚もいる可能性がより高いと思っての選択である。しかし、10cm足らずの可愛らしいアマゴがヒット。合わせると同時に手元まで飛んできた。
ヒットフライはパラシュートビートル#16


反応が良かったので、本流に。淵のところを見ていると、時々、何か捕食している。先ほどのフライを新品に交換して、ストーキングしながら近づく。#1で風が強かったので、極力近くまで移動。キャストして1投目にヒット。先ほどよりは大きいが、かわいいアマゴ。写真を撮ってリリース。リリース後、写真を見たらレンズがあぶらで汚れていて綺麗に撮れていない。パーマークのきれいなアマゴだったので、非常に悔しい。ちゃんとレンズペンで汚れを取っておくべきだった。実際、ポケットに入っていたのに……。後悔先に立たず。

釣りあがっていくと、いつものポイントより少し下の場所に深くて流れが適度にあるところに出くわす。いかにも良いサイズのアマゴがいそうなポイントで、注意しながらキャスト。ポイントまで7mほどの場所でうまく流れに乗せることが出来た。後はナチュラルドリフトを心がけてメンディング、と思ったら、絵に描いたようなヒット。水面から飛び出して上から押さえ込むような……。それよりもサイズにびっくり。久しぶりの良いサイズに、思わず胸が高鳴る! 慌てて下流に回りこみ、ファイト。ロッドが綺麗に曲がっている。最高の瞬間。

無事ランディングしてサイズを測ると、24cm。体高もある良い魚で、良いファイトをしてくれた。いつもより下流まで良いサイズの魚が落ちてきているのか、まずまずのサイズに納得し、楽しい時間を久しぶりに過ごした。
ロッドは、ロングリーダーシステムには向かないけれど、本来の釣りをするには非常に楽しいアクション。AUBEとのバランスも非常に良く、竹独特の粘りというかマッタリ感があり、カーボンとは違う雰囲気の釣り心地。

せせらぎの音、先行者のいない釣り場、かわせみの姿にイモリ、とんぼ、そして教科書どおりのせめに反応してくれるアマゴや岩魚達、緑の景色。
フライフィッシングっていいですね。

七夕の釣行
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