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桜・菜の花・フライでコイ

◆タックル◆
ロッド:SCOTT A2 908
リール:COUSE #7
ライン:WF-8-F
リーダー:3×9f
ティペット:フロロ4×4f

桜が満開ですね。

暖冬の影響で、はや葉桜になりつつある木もちらほらと……。
先日、まとまった雨が降り、いつもの支流にコイ達が遡上しているのでは と、夜明けとともに調査に行ってきました。

支流を跨ぐ橋の上から覗き込むと……すごい数の魚影が見えます。
その数およそ150〜200匹、この小さなプールにはいささか過剰なほど。
まだ水量がすくないためか? 40cm前後の大きさの固体がメインでした。



早速「発砲材」を巻込んだ「菅付きチヌばり」に巻いたフライをセット。
慎重に川岸に近づき覗き込むと……百匹以上がまだ就寝中の様子。
手前の岩陰にナマズのペアも発見! こりゃ撮影せにゃ……と思った瞬間、ナマズペアは上流へ猛ダッシュ!!
なんとこのダッシュに驚き、コイの群れも上流に逃げ始める始末……。

姿を見られないように慎重に移動、するとすぐ足元に60cm少しある魚影を発見。
水底のエサを夢中であさっているようで、気づかれないように静かにキャスト!

フライをフィーディングレーンに漂わせ、口元に近づいた瞬間「スポッ!」と白いフライが吸い込まれヒット!

合わせに驚いたコイは、締めこんだCOUSEのドラグをものともせず、
どんどんラインを引き出します。
ところがフルライン近くを引きずりだされたところで、あえなくフックアウト……。
しっかり合わせたと思ったのですが、口切れでもしたのでしょうか

場荒れしたのでポイントを移動。
しかし捕食活動をしている固体が少なく、ほとんどのコイがフライをスルー……。
うかつにピックアップすると、スレで魚体に引っかかるほど数はいるのですが、遡上直後のためか、食欲不振のコイが大半です。

体を木と化して静かに観察、するとおおよそのコイの回遊コースがつかめてきました。
そのコースの真ん中にフライを沈め、動かず我慢で群れの接近を待ち続けます……。

フライの上を数群れが通過後、数匹の大型の群れがやって来ました!
うまい具合に、フライの周辺で水底を「スパスパ」やっています!
今日最大と思われる60cm後半の魚体がフライに接近……。
ドキドキしていると、横から小型が現れ、「スポッ!」とフライを吸引!

「あ〜、なにすんねん!!」と思いつつも体が反応してしまい、がっちりヒット〜。

今度はしっかりフックアップしているようで、COUSEのドラグを絞り気味でファイト。
小型とは言うものの、近づくと50cmはある様子で、なかなかネットインさせてくれません。
慎重にやりとりし、無事ランディングした魚体は、50cm少しの超グラマーボディーでした。
手早く撮影しリリース、今日はこの一匹で、終了としました。



産卵が一段落し、コイに食欲が戻って来たころ再挑戦したいと思います

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