7月末 テレストリアルパターンで・・・・

自己最小サイズかも?

周りを気にしながら釣り上げる。紛失したフライは数知れず……

トライデント とバンブーとアマゴ。主役は……

この出会いの為に車を走らせてやってくる。
やはり、肉眼で見たい。

同行者とアマゴ。可愛いサイズだが ヒントをくれた。感謝。

久しぶりのイワナ。青紫の背と可愛い目が忘れられない。

となりのアマゴの胃の内容物。

いいファイトをしてくれたアマゴ。
小さいが元気がよかった。鰭もピンピン。

トライデンとバンブーロッド
バランスがとても合っていてお気に入りのタックルのひとつ。

ネットの中で暴れまわっていたが魚体には傷がない。またヌルも取れていない。

2005.7
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7月末 霧雨が降る中の釣行。風はまったくなく、0.5番のセットで釣りあがることにする。
本日の目的はNEW ランディングネットのテスト。
もちろん、アマゴに逢えたらそれだけで大満足。商品テストと言いつつ、釣りにいけるのはこの業界の特権であろう。
水量は少なめ、川底の石も茶色くなっている。
やはりこの次期一番頼りになるのがテレシトリアルパターン。夏ということでメッシュベストに代えてきた。やはり背中が涼しくて釣りあがり安い。
今回は、ウェーダーも履かずに川歩き用のパンツにソックスタイプのウェーダー、そしてシューズというスタイル。昨年のHPでご紹介したが、結構動き易くて便利である。
ただ、このスタイルは深場の川ではかなり厳しい。膝までの水深かもしくは岸を歩けるところなら動き易くて、お勧めである。

入渓して1時間程たったときに同行者がアマゴをヒット。18cmほどの可愛い綺麗な魚体をみて写真を撮る。トライデントのダークレッドにバンブーの赤のスレッドがよく似合う。
リリースをするとすぐに釣り始める。ヒットフライはパラシュートのテレストリアル。レインボービーーズを使用したパターンと聞き、早速取り替える。
その後すぐにヒット。フッキングすると足元まで飛んできた。よく見ると 可愛いアマゴがだった。ギンクの入れ物より少し大きいくらいのパーマークがはっきりしている。小さいアマゴもパーマークが綺麗に出ているので私は好きである。
この後、ポイント移動。車を走らせ、別の支流へ。
前に見つけていた良いポイントが空いていたので数投する。

フライを赤蟻パラシュートの代えてキャストしたら、ゆっくりとフライを咥えて水中へ。思わずロッドを立てて吊り上げたのが岩魚だった。やっとNEWランディングネットを試すときが来た。手元まで慎重に寄せてランディングネットへ導く。魚を弱らせない素材のネットで軽量の為、苦にならない。
魚体にも傷がつかず、ヌルも取れないので元気な写真を撮る。
元気すぎて暴れ、なかなか思った写真が撮れないくらい弱らない。これはぜひとも発売して皆さんにも使用していただき、魚体を大事にしていただけたら、きっといい出会いが増えるだろう。

このイワナを釣り上げた後、また移動。やはりアマゴを釣りたい。しかもアベレージサイズを。
この日は雨と言う天気予報のためか釣り人がいない。鮎釣り師はずっと下流の方で頑張っていたが、フライマン、エサ釣り師もいないので思ったところに入れる。しかし、魚影がなかなか見当たらない。
魚は、背よりも流れ込みや落ち込みあたりにいるようだ。
足音を殺してポイントに近づき、キャストを続けていく。
そしてまたもヒット。やはりテレストリアルだ。このパラシュートは帰って増産しないといけない。流れのきついところを流してもすぐには沈まず、少しくらいなら沈んでも浮いてくる。釣りあがっていくにはもってこいのフライだ。ただ、少し手を加えているが。(タイイング後ある処理をするだけ)
私は、ドライフライの場合一匹釣ると交換する。フライのバランスが代わってしまうことと水分を吸ってしまう事で浮力が落ちると考えているからだ。バランスが保っているのならパッチに刺しておいてあとでドレッシングで浮力を保持させて釣るのもいい。
話は脱線したが、このアマゴの内容物を調べてみた。
ニンフの抜け殻と羽蟻ではないようだがなにか成虫を食べている。
ヒットしたフライと、比較したがサイズは違うが合っている様だ。
今度はこのアマゴでネットを使用しての感じを見たがこちらも元気なまま帰っていった。ますます、このネットの発売に意欲を燃やす。
この後もアマゴを数匹をヒットさせた。
残念だったのは、釣りにくいポイントだが尺近いイワナが追っかけてきたが反転していった事。これは悔しい。ぜひともリベンジしなければ……と、テストの事を忘れて悔しさの方が大きかった釣行だった。