支流の鯉釣り PART2

COUSEをにらむ鯉(^^;)

奥に魚影が。

フックが曲がった。

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2005年5月15日(日) 

タックル

ロッド  :DAIWA LOCHMOR X 908
リール  :COUSE#7
ライン  :WF−8−F
リーダー :4X6f
ティペット:フロロカーボン4X1.2m
鯉のノッコミも終盤にさしかかり、先日の支流へ再び出かけました。
今日の課題は、先日釣り上げた70cmを上回る大物、80cm台の攻略です。(実際、釣り上げた70cmのものが小さく感じるほどのコイが、 先日はたくさん見受けられました。)

一昨日降った雨の影響で、川の水はかなり濁った状態、
産卵はほぼ終了したと見え、コイの魚影は1/10ほどに減っていました……。懸命に大型の魚影を探しますが、80cm台は言うに及ばず、最高でも60cmほどのサイズしか見つかりません……。
そこで今日の課題を「COUSE#7ドラグテスト」に変更しました。

先日の教訓から、フライは出来るだけナチュラルに漂った方がいいように感じ、発砲材をシャンクに巻き込んだ自作「コイスペシャル−チャートリュース」を結びました。
巻き込まれた発砲材の浮力で、フライは浮きはしませんが、かなりゆっくり沈むようになってます。
濁りがきついのでマーカー代わりに、ラバーショット6号・白をフライの20cmほど前に装着。


しばらく水面を観察していると、浅瀬でテーリングしているコイを発見!水底の何かを吸い込みながら、ゆっくり移動しています。
進行方向の2mほど先にゆっくりキャスト、静かにフライを着水させコイを待ちます。
フライの20cmほど手前で、コイはフライを見つけたのか?速度を速め急接近!! 「スポッ!!」と音が聞こえそうな勢いでフライを吸い込んでくれました。

すかさず合せ、8番ロッドでかなり強引にファイト、フロロの4Xティペットならまず切れません。
COUSEのドラグノブをかなり絞込みますが、さすがは鯉、ズルズルラインが出てゆきます。
ファイト3分ほどで上がってきたのは、57cmのコイ。

場荒れがしたので、少し場所を移動し再びテーリング発見!
「なんか凄く大きな尾びれやんか……」、慎重にキャスト、フライは進行方向3mほど手前に着水。「方向転換すんなよ……」と念じていると、そのまま接近、またしても「スポッ!」。
一呼吸おいてがっちりフッキング、うねる巨体が大きく見えます!! 「この前の70cmのよりデカいかも!」と一瞬あせりましたが、今日は8番ロッド、サケでもOKなタックルです。
COUSEのドラグを絞り込み、「おりゃー」と両手でファイト。

しかし、これが悪かった! なんと痛恨のバラシ……。
フライが切れたかと思いきや、なんとフックポイントが変な方向を向いてます……。

教訓---タックルに合せたフライフックを選びましょう!
    (ヘビーワイヤーでないと、あきまへんな……)

その後、45cm〜56cmを4匹追加、2時間少しで合計5匹という結果でした。
サカナの密度が1/10に減った割には、適度の濁りがこの釣果に結びついたのでしょう。

夢の80cm台は来年におあずけ、そろそろ海にボラが現れる季節、近々様子を
見にいかねば……。