2005年4月24日 晴天 現地気温3度(朝7時)
朝の4時半起床、眠い目をこすりながらの出発。この釣行でCELTISとGRASE、フライラインのテストを行なう。
現地到着7時過ぎ。気温は3度、車から降りるのがつらい。町では9度ほどだったので山の洗礼を受ける。水量は多くなく少なくなくと釣りあがりやすい。透明度が高いのでポイントとの距離に注意しながら釣りあがる事にする。雲ひとつないので気温が上がれば魚も気持ちよく出てくれると思いながら釣りあがる。空を見上げると白い虫が飛んでいる。20番くらいだろうか。とりあえず18番サイズのライトケイヒルパラシュートで釣りあがっていく。ロッドとリールのバランスはぴったりで一日振っても疲れない。ラインはDT−3F。ラインのオレンジが青い空のなか、綺麗に伸びていく。そしてポイントを次々と攻めあがる。いつもは#4をメインに使っているので#3を持つと風の影響でフライがどこに落ちたのか見失う事も多々ある。そんな時に限って顔を出してくれるがのらない。時には魚体を反転させたりと悔しい思いを繰り返す。
10時過ぎを回る頃水温もかなり上がってきたのかライスが所々で起こり始める。空を見上げると黒色のカゲロウが飛んでいる。オオクママダラカゲロウのようだ。フライをブラウン系のものに変えて淵の流れ出しの部分でヒット。綺麗に疑いもなく出てくれたサイズは15cmほどのかわいいアマゴ。ランディングネットですくうとネットの大きさに魚がかわいいが満足のいく綺麗なアマゴだった。この一匹で自信を持って釣りあがっていく。
しばらくして攻めあがっていくといいポイントに出会う。流れ、水深、沈み石と絶好のポイント。ここは丁寧に攻めようとしばらく様子を伺う。ライズはない。とりあえず先ほどのオオクママダラカゲロウが飛んでいるので先ほどのフライのつけてキャスト。すると一投目で出るが乗らない。何度も出るのだがフッキングに至らなかった。諦めかけていたそのときやっとヒット。釣れた魚はあわせと同時に飛んできたかわいい岩魚。ランディングネットの目をすり抜けて出て行くようなかわいい岩魚だった。
フライラインは柔らかめでキャストしやすかった。基本のフライラインと銘打った商品名なのでやはり使い勝手の悪いものは駄目でしょう。浮力もすごく浮くっていうことではありませんが満足のいく浮力はあります。ライン操作性も十分で初心者でも扱いやすく出来ています。
ロッドはもう発売になりましたがCELTIS(セルティス)7‘9“#3を今回は使用。
バット部にパワーを持たせながら、パラボリックなアクションを持っていますのでラインメンディングの楽しさが味わえる、私好みのアクションです。3ピース、インロー継ぎ、ブラックブランクにレッドスレッド、飾り巻きありでエポキシコート仕上げです。
GRASE(グレース)こちらは間もなく発売予定のリール。コンパクトな66gというスタイルからは想像できない堅牢なリール。低番手用。
このサイズのアマゴが元気だった。
君のおかげで釣れた。感謝
一匹目のアマゴ。
サイズよりもドライに出てくれた事が
嬉しい。