暖かな3月を迎え、渓流では解禁されたところも多いのではないでしょうか。 ここ数年ビックトラウト中毒に陥っている私の足は、当〜然の如く「レイク嵐山」に向かったのでありました。 今回使用のリールは、かなり大型のCOUSE#11。 スペイラインは長いため、番手通りのリールには巻き切れない場合が多く、今回も手持ちのCOUSE#7に試してみましたが巻ききれず、COUSE#11に巻くことになりました。 (スペイキャスターなら一人一個は持っているのでは? と言うくらい、このCOUSE#11はスペイマン御用達リールです。) 今シーズンより「マーカー」使用がOKとなったので、「マットマーカーL(オレンジ)」を5fと短めのリーダー先端に装着、その先に2.5mと長めのティペット5Xを結び、フライはパートリッジ&マラブーのオリーブをチョイス! ヒザあたりまで静かに入水し、キャスティングに備えラインを引き出していると、なんと!! 前方10mほどで「モッコシ」とライズが!! 「ん〜!! ……デ・デカいんとちゃうのぉ〜?」 水面を乱さぬよう、静かにペリーポークでキャスト! フライ、ラインが一直線になるようすかさずスラッグを取り、マットマーカーを見つめます……が、アタらず。 それでは、と30cmほどリトリーブ&ストップを数回。「反応なしかぁ〜」と思った瞬間、視界からマーカーが「スポッ!」と消滅ぅ! 「うぉりゃあ〜!」と煽るロッド! 引き絞るライン! 左手に「ガツン! グリッ! ブチッ!!」と衝撃の三拍子が刻まれ…… 「あ、あ……一発目から……やってもた〜……」と反省タイム。 大物満載のレイクでは、大アワセ=ラインブレイクが常識でした……(泣) アワセはあくまでソフトに、軽くフックが掛かる程度にラインを引き、サカナがロッドにのった状態で追いアワセを入れるのが模範的。でないと、60cmオーバーも数多く潜むここでは、「ガツンッ! ブチッ!」の連続を味わうこととなります……。アタマでは判っていても、なかなか体が……反応してしまうんですわ〜!(笑) 気を取り直し、フライをパートリッジ&マラブーのイエローに換えて再びキャスト! ラインスラッグをすかさず取って……。なんかマーカーが引張られて行くんですが……。 左手で軽くラインを引くと、「コ、コンッ!」と返信、ロッドを軽く煽り、ヒットォ〜!! 「ドッパン、バッコン!」と水面を割る強烈なファイトの末、姿を見せたのは、アベレージ大の50cmオーバー。「うん〜ん、このファイト!! これだからやめられませんわ!」(笑) この日はマスたちの活性が良かったようで、レイクの営業時間7時から10時までの3時間で16匹、夕方の4時から5時に5匹、合計21匹という結果でした。 10時〜4時までは、桟橋エリアでゆったりと座りながらのルースニングで、軽く30匹ほど。これから桜のシーズンを迎え、ますますマス達の活性も上がり、最高の季節に突入です。 |
使用タックル | |
ロッド | Alltomor SPEY F1227-3 |
リール | GRAIN COUSE#11 |
ライン | AIRFLO DeltaSpey WF−78−F |
ラーダー・ティペット | カメレオン3×バット部5f+4×2.5m |