2006 釣行記 vol.1
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2006年2月4日(土)

釣行場所:レイク嵐山
天候:雪時々強風 

使用タックル
タックル: ロッド SCOTT A2 905
      リール FALX T 左巻き
      ライン 基本のフライライン オレンジ WF−5−F
      リーダー・ティペット マキシマ9f4X+フロロ4X15m


昨年末に挑戦したレイク嵐山で「大物が連発中!」との情報を聞きつけ、早速行ってきました。
管理棟で情報を聞くと、つい先日の2月1日に「大物を中心に大量放流」したとのこと!
前回は一日粘って5匹と少し不満の残る結果だっただけに、爆釣の期待に胸を膨らませつつ大浜へ向かいました。
昨日からの寒波の再来で、湖面凍結こそしてはいないもののフィールドはかなりの寒さです。
タックルセットも終わり、いざウェーディングしようかというときになって、雪が舞い始めました。
前回かなり反応が良かった「オリジナルスカッド#10 イエローオリーブ」を結び、大浜の真中あたりに膝まで立ち込みキャスト!
ラインスラックを取り、フライをカウントダウン……。
いきなり「ピュッ!」とラインの先端が引きこまれましたが、油断していたのでアワセられず……。
一投目からの反応に、内心「ほんまかいな?」と疑問がわきましたが、続く二投目フライの着水後約10秒、今度はラインが「ピュー」っと持っていかれヒット!
なんと二投目で、あっけなく本日の一匹目(約40cm)を釣ることができました。
続く三投目もまたまたヒット!
「なんか釣れ過ぎ……」と思いつつ、その後1時間ちょっとで11匹をカウント。
(ちなみにサイズはすべて40cmオーバー! やめられまへん!)
7匹目のイワナとのファイト中、偶然エリア視察中の梶山マネージャーが来られ、ファイト風景を撮っていただきました。(梶山マネージャーさん、ありがとうございました!)
釣り始めて約2時間半、10時頃になると相変わらず降っていた雪に加え、横風が吹き出しました。この時を境に急激にアタリが遠のいたので、一時休憩を兼ね、以前から挑戦しようと思っていたダブルハンドのタックルをセット。バックスペースのない菖蒲園のワンドを狙ってみることに。
バックスペースがないので、スペイ風のロールキャストでプレゼンテーション。
フライを水底の水草あたりまで沈ませたところで、ごくゆっくりとリトリーブ開始。
通称「いらっしゃいませドカン」の横あたりで、「カツッ!」とアタリがありましたが乗らず。さらにワンドの奥に10mほど移動したあたりで、今度は「グーン!」と完璧なアタリが来ました。
リトリーブハンドを大きく引きこみ、フックアップ!
かなりの大物なのか? ぐいぐいラインを引き出されてしまい、なかなか寄せることが出来ません!
格闘5分、ようやく足元まで寄せてくることができ、無事ランディング成功!
60cmに2cm足りない、58cmの素晴らしいプロポーションのレインボーでした。
その後、雪と風が強くなる一方なので、白浜付近の風裏ポイントへ移動。なんとか2匹追加しますが、コンディションは悪くなる一方……。
雪と風による水温低下でマス達の活性も一段と低くなった様子で、時々アタリはあるもののきわめて渋く、なかなかフックアップに至りません。
大浜では、翌日の「スペイキャスティングスクール」の下見にやって来られた下澤氏を中心に、特別講義が行われている様子でした。
午後四時過ぎ、大浜でのスペイキャスターの方々のキャスティングも一段落した様子なので、再びシングルハンドに持ち替え挑戦です。すると、なんと二投目であっさり型のいいニジマスがヒット!
その後も連続でヒットが続き、終了間際の最後の一匹が凄いトルクでFALXのドラグを鳴らしまくり、なかなか姿を見せません。
ギャラリーの見守る中、やっとの事でランディング出来たのは、精悍な顔つきをした58cmのイワナでした。
当日のコンディションは、終日ガイドに氷が付きっぱなし。リールも凍結して回転しなくなるなど極寒の状況でした。
それにも関わらず、結局18匹ものトラウトと出会うことが出来たのは、腕と言いたいのですが、やはり魚の濃さが原因でしょう。
雪模様の厳しい状況でしたが、一瞬の晴れ間には、あちこちでライズが見られました。
もう少し暖かくなり、虫たちのハッチが頻繁に行われる頃には、凄いライズがあちこちで広がるはず……。
「レイク嵐山」は、ポンド派アングラーの夢の釣り場になりつつある様な気がします。