ハミングバード通天湖

桟橋から釣りをしている人も多くいます。

ロッジ道側

ロッジ湖側

早朝の桟橋風景。

ロッジから見た桟橋風景

FALXとレインボウトラウト

紅葉し始めていました。

昼過ぎの風景 のんびりとした心休まる風景

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本格的な紅葉間近の「ハミングバード通天湖」に行ってきました。昨年秋「るり渓」の観光がてら、エリアの視察はしていたのですが、釣行としては今回が初めてとなります。
到着後、エリアを眺め、あらためてその広大さにしばし呆然……。「ボート」に乗るか「桟橋」で粘るか迷いましたが、このエリアのパターン把握のため、今回は桟橋で一日粘ることに決定。
ここのアベレージは、35cm〜と比較的大きなトラウトが多いとのことなので、5番ロッドに。リールはFALXT左巻き仕様、ラインは楽に遠投できるよう「基本のフライライン」の5番WFを選択。まずはルースニングで狙いました。
フライはオリーブ色のウエイテッドマラブーニンフ。COCOMマーカーから約4mと長めの5Xティペットで挑戦です。ティペットが長いとキャスティングにコツがいりますが、ワイドループでゆっくりキャストしてやれば、ティペット絡みなどのトラブルを防ぐことが出来ます。(それでも安全のため、偏光グラスとキャップは着用しましょう!)
数等目でマーカーに「ピクン!」とアタリが出、軽くあわせるとアベレージサイズのレインボーが上がってきました。その後、順調に2匹追加したところでアタリがぱったりSTOP。30分ほどアタリがないので、フライを桟橋の真下に落とし込んで見ます……。すると、すかさずアタリが! この方法で連続3匹ゲットするも、またもやアタリが遠のきました。
どうも、ここ通天湖のマスたちは、ある程度の群れを作って回遊している様子です。回遊コースを読み、また回遊している泳層にフライを定位させていれば、釣果は上がると読んだのですが、なにぶんアタリが少ないので泳層が絞り込めません。(桟橋の真下はどのエリアでもそうですが、一級の回遊コースだと思います)
アタリが少ないのでリトリーブで誘ってみようと思い、「ピッピッピッ!」とラインを引くと、COCOMマーカーの後に泡が発生……。水面が泡立ったうえに泡が消えない状況は、湖が「ターンオーバー」している証拠です。

これではマス達の活性も低く、泳層は時間と共にかなり変化するはず。ビーズヘッドの重いフライを沈めたり、シンキングラインでスローリトリーブをしてみたりしましたが、やはりアタリがあるのはルースニングが一番多く、「信じた泳層にフライを沈め、回遊をひたすら待つ」スタイルがいいような感じでした。
私の周りでは、50cm前後の大物マスがかなりの割合で釣れていました。(釣り人2人に1匹の割合で大物が上がってました)
終了間際、私にもようやく45cmほどの鰭のきれいなマスがヒット!

回遊しているだけに引きが強く、FALXのドラグを何度も鳴らすほどでした。
結局、このエリアのパターンはつかめず仕舞いで終わりましたが、カウントできたのは合計27匹。
「次回は、ボートで爆釣ポイントを探すのもいいな……」と思いながら帰路に就きました。

営業時間・入場料金については、下記ホームページよりご参照下さい。
ハミングバード通天湖URL:http://www.rurikei.com

2005年11月13日 日曜日 晴れ

タックル:ロッド  SCOTT A2 905
     リール  GRAIN FALXT 左巻き仕様
     ライン  GRAIN 基本のフライライン WF−5−F
リーダー・ティペット モノフィラ5号80cm+フロロ0.8号4m