5月中旬。 毎年、この時期の釣行は良い思いをするので、期待を胸にホームグラウンドへ向かいました。 今回は、フライ超初心者のKさんも同行することに。良いシーズンだし、あわよくばアマゴやイワナを釣ることができれば……という狙い。最低でも渓魚の綺麗な魚体を見せることができるだろうと思い、誘ったのですが……。 現地の水量は少なめ、川底の苔は腐ってすべるので、気をつけながらの釣りとなりました。 |
水質はクリアで、空にはメイフライが飛んでいます。サイズは16番程度、少し小さめ。 今回は、12番をメインに持ってきています。 瀬や落ち込み、流れ出しなど、いろんな場所を攻めるものの反応はなし。そういえば漁協の人が、今年は人が多いと……。人が多いという事は、魚影が少なくなる可能性が……。私の腕では出会える確率も少なくなり……ボーズ……という嫌な言葉が頭をよぎります。 いつもなら入渓1時間もすれば何らかの反応があるのですが、全くありません。水温も13度あるのに。 |
ポイントの選択が悪かったのか、と違う場所に移動。去年、良い思いをした場所に入ったのですが、昨年の台風で渓相ががらりと変わり、全く違うポイントになっていました。 釣り人は上流に行く傾向が強いので、下流に降りることにしました。水量、ポイント申し分ない場所を見つけ、釣り始めます。メイフライが飛んでいるので、やはりパラシュートやダン系をメインに釣り上がります。 流れに弱いので沈みがちになるため、こまめな手入れを行う必要があります。また蜘蛛の糸もティペットやリーダーによく絡みますが、必ず取り除くことをお勧めします。沈みやすくなるし、ラインが傷むので、もし大物がかかった時、悔しい思いをします(体験済^^;) |
小さいけれど、綺麗なアマゴをヒット。ハッチしているフライに色やサイズを合わせたら、でました。そのあと昼食タイムとして休憩。 昨年は、20cm以上の魚がヒットして、#1ロッドが引き込まれる楽しい体験ができたのに、今回はそれが無いまま午後に突入……。 腹ごしらえをし、今度は上流部へ移動。そこでピンポイントに流して釣り上がっていきます。 |
いつもならアマゴやヤマメのポイント。しっかりとフライを結び、流していくと、ここでやっとヒットが出ました。ここは、まだ魚影が濃そうと判断。Kさんに魚が食べにくるところを見せて、彼女が挑戦することに。キャストもままならないし、その時私が使っていたのは1番セット。初心者には難しいかと思いながらも振らせてみると、5mくらいは飛んでいます。あとはポイントへキャストし、合わせることができれば釣れると思い、流し方を教えました。流れに対して右側、真ん中、左側と順に流していった時、左側でヒット! 慌ててライン処理を行い、無事ゲット。始めてのフライで、自分でキャストを流し、ヒット後取り込むという一連をやり遂げ、その笑顔が満足度を表しています。 初めての挑戦で、1番セット。しかもヒット、ランディングという、なかなかできないことを一回でやってしまったKさんに拍手! |
その間に同行者の一人はイワナばかり8匹も釣り上げていました。この日の最大魚は、25cmのイワナ。 これで納竿とし、温泉に入り、おいしいものを堪能。 この日だけで、私は2キロ増><。これからダイエットしないと^^; |
帰りの高速、サンデードライバーなのか危ない運転をする方が多く、危うく事故を起こしかけました。高速代が安いので、きっと多くのドライバーが走っているのでしょう。他府県ナンバーもたくさん見られました。 皆さんも事故には十分気をつけてください。 (レポート:GRAINスタッフ) |
ベストシーズンに ホームグラウンドへ |
ロッド ライトスタッフ710#1 リール AUBE |